GW東北山行、初日の八甲田山(4/28)のスキー登山ではお天気に恵まれ大岳に無事登頂でき楽しめたのですが、滑走時に黒いタール状の汚れの付着に悩まされたので、その後は靴を履いての登山に切り替えました。冬靴とアイゼン&チェーンスパイクを持参していたので、イザ登山へGOです。
5月1日はお天気が快復傾向になってきましたので、さっくり八幡平へドラゴンアイを見に行くことにしました。
まずは八幡平ビジターセンターを訪問。開館時間になったところでしたので、誰も人はいなくてがらーんとしていました。ビジターセンターのHPを見てみると、月に1-2回バードウォッチング散歩などのイベントも実施されているようなので、また機会があれば参加してみたくなりました。関西からはちょっと気軽に行ける距離ではありませんが。
ビジターセンターで資料を入手し、身支度を整えて八幡平展望駐車場へ移動。周辺には小さなコンビニが一つだけで、食料はあまり販売されていませんので、行かれる際は事前に入手しておかれることをお勧めします。我々は、歩行距離もあまり無いので気楽に「なにかあるでしょー」と車を走らせましたが、お店には目的としていた食料はなく。。カップ麺にお湯を入れての朝昼兼用となりました。
冬季通行止めのアスピーテラインが4月中旬から開通しており、駐車場までは景色を楽しみながらのドライブです。近くに地熱発電所があるため、白い煙がもくもくと所々から立ち昇っていたりしています。
ビジターセンター情報によると、ゴールデンウィーク後には寒い日が続き、アスピーテラインが再び雪のため通行止めとなっていたようです。
展望駐車場につくと、まずまずの車が停まっていて賑やかな雰囲気。駐車場から歩いて短時間で山頂に行けるので、長靴で歩いてたり、カジュアルなハイキング風の人も多くおられました。スキー登山は一人だけ見かけました。雪はぐさぐさな感じでしたので、のんびり登山靴での探索に切り替えて正解だったと思います。
水蒸気爆発によってできた火口に水がたまり沼ができたようで、鏡沼、ガマ沼、メガネ沼などがあります。冬の間に積もった雪の鏡沼、春を迎えて周辺が溶け出し竜の目のように見える自然現象で、ドラゴンアイとしてこの時期2週間くらいの間にのみ見られる有名な風物詩です。
雪面が黄砂のためか八幡平も汚れていて、太陽は少しづつ出始めたところでしたので、すっきりブルーのドラゴンアイは見られませんでしたが、なるほど、これがっ、と暫しうっとり眺めました。
毎年来られている地元の方から、翌日登る予定の岩手山や秋田駒ヶ岳の情報を伺いました。初夏にかけてもお花が咲き誇るので、なかなか地元の山から離れられないとのこと。関西人の我々にとって、近くにこんなに美しい山々があるのは羨ましい限りです。
八幡平はその名の通り、平らなたおやかな広がりで、周りの山々を見渡せる大らかで綺麗な山でした。高山植物の宝庫なので、初夏や紅葉の時期もさぞかし人気なのだろうな。
下山後、岩手山の登山口に無料のキャンプ場があるのを見つけ、町で用事を済ませた後、岩手山の登山口へ移動しました。
では、続きはまた次回のブログで!