好きな山小屋/テント場その3・朝日小屋

シリーズその3は、去年の夏訪れた朝日小屋キャンプ場について書いてみます。

蓮華温泉から朝日岳ー雪倉岳ー白馬岳を周回する山行を予定していましたが、2日目のお天気予報がイマイチで、悩んだ末、テント泊装備で1日の行程も長いということもあり、周回せず朝日小屋キャンプ場で2泊して、蓮華温泉ー朝日岳としました。

朝日小屋はどこからも結構遠くて、せっかくエンやコラとやってきたのだし、テント場でのんびり2連泊するというのは、思いのほか贅沢な気分に浸れ、大変満足できました^^。

1泊目の朝は、のんびり朝ごはんを食べて、コーヒータイムもたっぷり取って、小屋のスタッフの方たちがラジオ体操しておられたので一緒に体操したり、山に住んでいる人になったような気分を少し味わえました。

朝日小屋のテント場は広々していて、それほど混み合っておらず、日本海に沈む夕日が本当に美しいです。雪渓から湧き上がる蒸気の感じと相まって、幻想的な夕暮れを見ることができます。登山者は一様にうっとりです。

水も豊富、そして、朝日小屋ではいろいろ美味しそうな食べ物を販売していました。我々は、「重いよー」とぜ~ぜ~言いながらザックに詰め込んだ多めの食材を悔やみながら歩いてきたので、その食材を消費しなければならず、、結局何も買わずじまいでした。。

女子の皆さんが行かれる際は、食料は小屋で購入して、軽みで歩くのが良さそうに思います。

朝日岳の山頂は、到着した時はガスっていて何も見えませんでした。蓮華温泉からの長距離にぐったりしており、そそくさと通り過ぎましたが、下山時に通過する際は快晴で、山頂に居合わせた登山者はみな満面の笑みで大喜びして撮影大会をしていました。山はやっぱりお天気が良いのが嬉しいです。

到着時に雷雨に合って17時ごろに到着したおじさん達がいたのですが、案の定、小屋のおかみさんに叱られたとのことで、皆さんお疲れでしたが、その時と打って変わって、翌日の山頂ではニコニコ大はしゃぎモード。良かった良かったと、集合写真のシャッターを押させてもらいました。

我々が到着する少し前までブロッケンがでていたらしく、もう少し早く出発すればよかったと後悔。しかし、こんな絶景がみられたので贅沢は言えないですね。

朝日岳から少し下ったところの雪渓では、雲が沸き上がってきて、言葉がでないくらいに荘厳な雰囲気に包まれて綺麗でした。

栂海新道との分岐、ここから日本海の親不知海岸まで30キロ近くあり、かなり遠そうだけど、一度チャレンジしてみたい。

蓮華温泉までは、帰りも、当たり前ですが、行きと同じく行程が長く、、やはりくたびれます。遠くから蓮華温泉ロッジの建物が小さく見えてからも、なかなか近づかない感じで簡単には辿りつけません。

蓮華温泉は外湯が沢山あって、昨年も来たので2年続きの訪問です。

2021年に雨飾山に登った翌日に宿泊しました。その際は、白馬大池まで行った後、外湯巡りをして楽しみました。蓮華温泉のお湯が大変好きです。外湯は景色も雄大で癒されるし、温泉効果で山の疲れがスキっと取れて生き返った気分になります。

機会があれば何度もポチャんとお湯に入りに行きたいところです。

朝日岳、朝日小屋へのルート 登り2251m、下り2254mとのログでした。

では、また次回のブログで!

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