3月3日ひな祭りの日に滋賀県の赤坂山に登ってきました。滋賀県と福井県の境に位置する標高824Mの山で、山頂からの展望もよく、琵琶湖と若狭湾が見られる綺麗な山です。前日に降雪があったので、新雪歩きが楽しめそうということで、日曜日の朝早くに自宅を出発して登ってきました。
登山口近くのメタセコイア並木は木に雪がついてキラキラと綺麗に輝いていました。新緑の頃も綺麗ですが雪景色の静かな並木道も良いものです。
到着時はほぼ登山者もおらず、のんびり歩きをしていると、後ろから迫ってくる若者達の団体が追い上げてきました。話をきくと高校山岳部の合宿登山らしく、みな足が速くて元気いっぱいで、引率の先生方も大変そうでしたが、エネルギッシュな生徒さんから元気をもらっておられる感じがしました。
山頂で暫し皆さんとわいわいと話した後、寒風に向かいました。稜線でカモシカらしき足跡を多数発見。動物も新雪の上を楽しそうに歩き回っていたようです。
アイゼンやチェーンスパイクは装着せず、ツボ足で雪を楽しめた一日でした。12本爪アイゼンの足跡をたまにみかけましたが、この日は不要と思われ、雪=アイゼン、と自動的に装着してしまう登山者がたまにいるのかもしれません。
寒風につくと、雪ダルマが鎮座していました。終始晴れていて、思い思いにこの日の登山者は雪を楽しめた一日でした。穏やかな琵琶湖を眺めたあと、大谷山まで行こうか思案しましたが、のんびりランチタイムを過ごしたので、この日は周回して下山することにしました。
春に訪れたときは、下山時にカタクリの花がたくさん咲いていたのを思い出しながら、雪を踏みしめて歩きました。季節ごとに山は表情を変えて迎えてくれますね。
大阪から日帰りでも雪遊びができる高島、自然豊かで好きです。
では又次回のブログで!