この辞書は幅10cm近くある。定価1万4400円で昔購入したものの、重くてあまり使わなかった。 仕事がら辞書は結構いろいろなものを使っていたけど、電子辞書が登場し、今やスマホでも簡単に調べられるので、こういった分厚くて、かさ高い辞書はめっきり手に取ることもなくなり、本棚に所せましと鎮座しているだけになっている。
ブリタニカの百科事典なんかも、古本屋さんでも引き取ってくないと知人から聞いたことがある。手に取らないし、邪魔だなと思う時もあるけど、簡単に捨てる気にもなれず悩ましい。たまには見つめてみるね。
若いときに子供の英語教室の講師をしたことがあった。こう見えても結構人気の先生だった。30年くらい前はハロウィンについて、日本では知る人が少なくて、米国人の講師や子供達と仮装をして、英語教室の近くの商店街を練り歩いていると、「なんなんあれ」みたいに見られたものです。
部厚い辞書もなくなり、ハロウィンは一大イベントとなってしまった。英語学習もオンラインで好きな時にできる。すっかり便利な時代になったもんです。でも、たまにはアナログにも触れよう。